英文論文の書き方 文献ソフト Endnoteエンドノートの簡単な使い方2
- はじめにー論文の文献に関して
- リファレンスの形式の整え方
- Endnoteエンドノートで本文の文献サイテーションの形式を整える
- Endnoteエンドノートで文献リストの形式を変更する
- Endnoteエンドノートで文献リストの著者数(Author数)を変更する
- 最後に保存を忘れずに
はじめにー論文の文献に関して
英文論文を書くのはなかなか大変です。
そんな際にMUSTなのが、Endnoteです。今回はEndnoteX9を使用しますが、他のバージョンでもほとんど以下の方法が使えると思います。
文献の付け方は雑誌によって様々ですが、このEndnoteがあれば、簡単に雑誌に合わせた体裁に変換することができ、大幅な時間削減に役立ちます。
前回までは文献リストの作り方などを説明しました。
リファレンスの形式の整え方
文献リストの形式は雑誌によって異なります。
Endnoteで有名な雑誌の文献リストを選ぶ
ある程度有名な雑誌の場合にはEndnote側ですでに形式を用意していますので、簡単です。
Edit>output styleからopen style managerを選んで雑誌を選びます。
Endnoteで新たにスタイルを作成する
Edit>output styleからnew styleを選んで作成します。
しかしかなり大変です。
そこで、
Endnoteで他のスタイルを選び、変更する
のが楽です。
以下の図のように
Edit>output styleからここではEdit"Vancouver"を選びます。
Endnoteエンドノートで本文の文献サイテーションの形式を整える
EndnoteでEditをおすと以下のような画面に移る。
Citation >Templatesを選んだ画面が以下の通り。
Vancouverでは論文の番号が()で囲まれた形になる。
もう一つ多くあるパターンは上付きであるが、この形式にしたければ
以下の画面のBibliography Numberを選択したまま図のまるで囲まれたボタンを押せば上付きになる。
項目を新たに追加するには Insert Fieldから選ぶ。
Endnoteエンドノートで文献リストの形式を変更する
- Edit"Vancouver"からBibliography>Templatesを選ぶ
- 一番多いと思われる雑誌の形式を例に下の図に示す。
- 右側のInsertから項目を選び、順番やつなぎの記号(カンマ、コロンなど)を選ぶ。
Endnoteエンドノートで文献リストの著者数(Author数)を変更する
- 下図の左側でCitation>Author Listsを選ぶ
- 選べる項目はわかりやすいので直感的に最適化できる。
-
変更を新しいスタイルで保存
最後に保存を忘れずに
FILE>SAVE ASで好きな名前に変更します。
私は読んだことはありませんが、日本語の解説本もあるようです。